kowa SW、少年のころ欲しかったカメラ
私のメイン機をXF10に決めるプロセスで思い出したのが、カメラ少年やっている中・高生の頃、ものすごく欲しかったコンパクトな28mm広角専用機(もちろんフィルムカメラ)です。
当時、ほとんどのカメラは単焦点でしたが、28mm超広角専用機というのは他にはありませんでした。
建築現場を写すのにいいというような触れ込みだったと思います。
コンパクトだしスナップ写真には好都合と思えるカメラでした。
メーカはコニカだったか?、記憶を頼りに調べるとKowa(コーワ)SWでした。
1964年発売だが、今に通用するデザイン。
当時、親戚のおじさんに頂いた一眼レフも持っていましたが、コンパクトなサブカメラが欲しかったのです。
オリンパスペンというハーフサイズカメラも、小型薄型でしたがKowa SWはフルサイズで28mm広角というのが、欲しかった理由です。
一眼レフの交換レンズは広角でも35mmしか持ってませんでした。28mmは高かったのです。
自分専用として最初に持ったのがminolta(ミノルタ) HIーMATICです。アポロ計画で採用されたことで、minoltaを大阪の町工場から世界に羽ばたかせた記念すべきカメラです。
セレン光電池で測光します。
当時としては普通の大きさですが、重いしコンパクトとは言えません。
やはりサブカメラとして垂涎は、kowa SWでした。
もう何十年も昔なので忘却の彼方でしたが、当時と同じように考えたのかもしれません。
半世紀前のkowa SWと最新のFUJIFILM XF10を並べて見比べて下さい。