ツールに関心が向く 経営のためのツールにも

私は道具・工具が人10倍好きです。何でも。もの凄い好奇心で次々と手にとります。そして徹底的に使います。自分好みに改造したりします。
ヨットもそういう嗜好性の延長で乗ること以上に、船体もセールも私にとってはツールです。

一時、もの書きを目指した頃は万年筆に懲り300本以上持ってます。セルロイド万年筆の加藤製作所カンパニーに行って自分で作ったりもしました。ナイフ、ペンチ等の工具は数千あります。

パソコンに興味持ってから自分が使うために買ったものは100台越えます。ワープロにも執心でルポ以来20台はお金出して買ってます。プリンター、スキャナー、、、周辺機器も毎月数台のペースで増えて行きます。それよりもソフト、アプリは気になるものがあれば無料、有料問わずダウンロードして次々使ってみます。

「経営」という世界の中でも、同じようです。道具、ツール、システムに関心向きます。

これを経営システムとしてISO/JISで体系化されてるのが、P.D.C.Aマネジメントシステムなのです。ツールとして実に完璧で美しい。Plan-Do-Check-Act 計画し実施して、ちゃんとなされたかどうかチェックして対応策を評価決定して実行うながすマネジメントシステム。JIS/ISO認証取得プロセスにおいて基準に合致しているかどうか、改善点は何かを監査・評価で明らかに実施を担保するためのツールと言えます(JIS C 0068/JIS Q9024)。

計画」「対策」を絵に描いた餅に終わらせないための仕組み

私はISMS/JIS Q27001:(ISO/IEC 27001:)の審査員資格取得時PDCAマネジメントシステムを学びました。Planを絵に描いた餅に終わらせない為のベースの仕組みとして取り入れられているのです。

40年、長いこと経営という世界にいてもの凄く優秀だなあと思った上司、管理職、社長、マネージャーが4人だけいました。その上司のもとでは共通して自分の能力が引き出され、鍛えられるのを感じました。
自分から課題を出させ「で、君ならどうすればいいと思う」というような問いかけをして、後日必ずフォローが入る「○○の件、もう少し何々してごらん」、落ち込んでいると「大野君ならきっとやれる、もう少し頑張ってごらん」。やらずに放っておくと「○○ちゃんとやってる?何か問題ある?」それでも放っておくと爆弾が落ちる。・・・だから徹夜してでもやる。

従業員100人の企業でも個人企業でも、業績アップ・社員教育育成にPDCAマネジメントはもの凄く重要です。
これがちやんと回っている会社は間違いなく100%伸びます。
回ってない会社は社員はモチベーションなく向上もないので10年後が無いです。
これはハッキリしているので、全ての会社はPDCAマネジメントシステムを取り入れるべきです。ですが、それためのソフトウェアーはありません。ISOソフトに似たものがありますが、300万円以上するし月額30万円のコンサルを導入する必要があったりします。10年程前、私は2000万円かけてこのマネジメントソフトを作りました。が・・・複雑に作りすぎて使えないモノに終わりました。
一番大切なのは、取りあえず”Check”を回すことです。

計画を実施したかどうかの「チェック」をやるためのツール、evernote

ほとんど全ての会社で”Check”がなされていません。会議で何か決めたり、計画書出させてもファイルして終わりです。週一のCheckが必要です。そして、このCheck作業をシステム的にサポート出来るのがevernoteというアプリ、ツールです。ほぼ無料で使えます。
evernote(エバーノート)のクラウド共有、チェックボックス機能を使えば、本人とマネージャーの間(あるいは全員でも)で双方向に共有でき、実行チェックと進捗がリアルタイムに共有できます。メールのやり取りでは追っつきません。パソコン、スマホ、タブレットでどこでも使えるので場所問いません。
Checkに絞ればevernote操作法をあれこれ学ぶ必要もありません。NPO法人情報力経営ORGでセミナー、勉強会、コンサルティング指導をやろうと考えています。