総務省の発表だと東京オリンピックまでに超高速無線デジタル通信網を整備するらしいです。
今の高速LTEの100倍の速度ということ。手始めに来年からは10倍版のリリースが確定しています。

さてこの変化は様々に派生しますが、固定電話の世界も様変わりするでしょう。
今では固定電話網と携帯電話網は全く別物として発達してきたわけですが、NTTはここにきて一つのプラットフォームに統合する動きを示しています。

つまり、固定電話をクラウド化して、スマホにも06-6776-XXXXのナンバーポータビリティを認め、固定で受けた電話をスマホに内線振りしたり、直接スマホで取ったりもできるという訳です。

ハード的には従来のPBX主装置が不要になります。個々の固定電話端末はwi-fiで繋がり配線も不要です。もちろんそのまま持って出ればwi-fiさえあればどこでも通話できます。
今の固定電話とは全く違ったものになります。
<イメージ図>
クラウド電話
< →http://www.sateraito.jp/sateraito_cloud_tel.html  参照 >

技術的には既に出来上がっており、一部では実施されています。
あとは法整備をするのと、NTTの現有設備との更新のタイミング待ちというところでしょう。

いずれにしても今、電話機の入れ替えを検討中の会社は、10年後にはまた設備更新する必要性も前提に慎重にすすめた方がいいでしょう。