α58などに比べると確かに古さを感じますが
- 動画が写せない
- レンズ、フォーカスのレスポンス遅い
- 光学ファインダーで暗い
- 1000万画素では解像度荒い
- ISO最高1600では、、、
しかし
α100はフィルムカメラに最も近いカメラ→オールドカメラ です
古いカメラや一眼レフカメラの交換レンズを楽しむ趣味人には・・・最適のカメラ
何よりミラー式、光学式ペンタプリズムファインダーはフィルムカメラそのままです。
- 構造が複雑になる
- 大きく重くなりがち
- シャッター切っている間、真っ暗になる
- 動画撮る時はミラーをアップするなどの機能が必要
等の欠点で、今ではミラーレスで電子ファインダー化されています。α58もそうなのです。
しかし今さらフィルムカメラまでには戻れないというオールドカメラ、オールドレンズファンには逆に可動ミラー式・光学式ペンタプリズムファインダーは必須です。
電子音でない、シャッター切った時のパシャっとミラーが跳ね上がる音とその感触が何とも言えないんです。
実際のレンズとプリズムを通したファインダー画像はノスタルジアを感じます。
電子機能は全部封印 アフタービューも切る マニュアル操作のみ
当然、フォーカスも手動で行います。古い一眼時代のMDレンズなどを取り付けたらもちろんピント合わせは手動でしか行えませんが、この感触は過ぎ去った日々を甦らせます(上の写真)
写した写真は(フィルムと同じく)原則その場では見ません。後でパソコンで見ます。
古いMDレンズ→Aマウント変換アダプタ薄いのがいい
普通の変換リングは3cm位の厚さがあります。
ミノルタ旧MDレンズ変換アダプタは8mmの薄さ・・これがとてもいいんです。
アダプタには珍しくレンズが付いてます。
SONYズームレンズ 18-55が 本当はスゴくいい
SAL1855は軽い、コンパクト、近接強い
カメラを買ったらおまけで付いているようなSAL1855、18mm~55mmズームレンズですが、18135、18200、18250が発売されてゴミ同然な扱いになってしまいました。
しかし、改めて気付いたのですが
- 同じくf3.5ながら1855は1cmくらい小径、重さは約半分の220gコンパクト
- 2段伸ではないのでゴミの混入も少ない レンズ枚数少なく明るい
- 18135~は40cmに対し、20cmくらいまで寄れる
わざわざ接写用のレンズ買わなくてもほとんど問題なし、超重宝
そのままで、20cmくらいまで寄れるのは大きいんです
それだけで、1855を再評価しているんですが、さらに半分の軽さなら55(35mmカメラ換算82mm中望遠)でいい。
これ位、そのままで寄って写せます。↓実際に1855で撮ったものです。画質も悪くありません。
<結論>
α100では動画が撮れないのに不満を抱き、最終進化形である動画一眼α58を入手した時、α100は処分するつもりでした。
しかし
オールドカメラ(レンズ)ファンという視点から見るとα100は違って見えます
- ガラスだけを通った光を直接眼で見る
- 旧ミノルタ交換レンズ楽しい(ズイコーOM-Aコンバータ無い・・残念)
- 1855ズームで20cm近接撮影とてもいい
- ピント合わせ他、フルマニュアル操作が楽しい
- とりあえず、ボディ内手ブレ補正が付いている
- オールドでもAPS-Cの実力は今に通用する(画質は譲歩できません)
SONYの初代一眼デジカメとしてα100は持ち続け使う意味があります。
もちろんオールドファンである私にとってです。古いデジカメなら何でもいいという訳ではなく選別の条件は厳しいのです。やはりレンズ交換式の一眼レフカメラですね。
_________1997年オリンパス発売C-1400XL 当時画期的な「高画素」一眼
_________しかし「愛用するオールドカメラ」とはならない
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