講演のレジュメを作ったりする時威力を発揮する知的生産ツールがあります。

構造化エディター Sted です。フリーソフトなので無料で使えます。拡張子.txt文書なのでスマホや携帯電話など何でも読めるのでとても便利なのです。
ただ階層ツリー状に表示するにはWindowsでStedを使う必要があります。メモを構造化エディターで文章化.jpg

左欄がツリー表示部、右がテキスト入力欄です。

いきなり入力する時もありますが、普通は構想しながら紙メモ・カードにランダムに書き出していきます。
並び替えたりグループ分けしたりしながら
メモ大.jpg
Stedに文章の構造を考えながら入力していきます。 ツリー上の順序や場所を変えたり全体の構成を調整して完成していきます。

梅棹忠夫「知的生産の技術」(岩波新書) に「こざね法」として書かれていることと同じですが、ある段階からは文書の並び変え、親子関係づけ、全体ビュー、構成を考えるのは 構造化エディター Stedでやってしまった方がいいです。 なにしろ構造化の作業が完了すれば、もう文書も出来ているんですから。

構想の書き出しに使う紙メモ、カードは何でもいいのですがいろいろ使ってみると、
A5では大きすぎる、上の写真のようにテーブル拡げる時不便です
A6のはがきや図書カードサイズはちょっと窮屈

やはり梅棹忠夫氏の京大式カードですか(写真当時大学生協ではCampusCardという名で売られていた)
カード.jpg

僕の場合、B6京大式カード(CampusCard)サイズの横幅を172mmに切りつめ使っています。 メモした内容をポケットに入れて持ち運ぶことがよくあるので、2つ折りにした時写真上部のポケットメモと同じサイズになるよう設計してあります。 ダイアリー、メモ手帳も同じサイズです。

[追記] 今回のような利用目的には構造化エディターStedが使いやすいです
図を貼り込んだり、webとリンクさせたり、検索したり消し込み線を入れたりできるideaTree
(アイデアツリー 有償)という便利高機能なソフトもあります