ペンタ式デジタル一眼の最終進化形 α58
SONY α100を長いこと使っています。
ミノルタフィル一眼801i のレンズ資産を継承するためにSONY α100を買いました(写真左)。
図体大きいので普段はもっぱらコンデジの SONY DSC-HX5を孫の保育園の発表会などを動画撮影にも使っていました。当時コンデジクラスでは動画性能は図抜けていました。
SONY DSC-HX5はコンデジのAPS-C機 FUJIFILM XF10に乗り換えましたが、FUJIFILM XF10は静止画は素晴らしいが、動画撮影は フォーカスが追っつかず、デジタルズームも使えず ダメでした。
そこで、α100後継の動画使えるバージョンは何かを調べ、α-2桁シリーズのほぼ最終形のα58(写真右)を購入することにしました。
α58は おもちゃみたいな(と思っていた)18-55mmのグレードアップの 18-135mmズームレンズがセットでした。35mm換算 28mm~200mmですから、理想のズーム域です。
18-200も出ていますが、筐体長くすれば望遠はあげられるが解像度と手ブレと暗くなる問題があるので、18-135がちょうどいいように思えます。
α100はミラー式プリズムファインダー α58は電子式
α100は一眼レフの伝統型、可動ミラーとペンタプリズムの光学ファインダーなのに対し、α58はほぼミラーレス&電子ビューファインダーです。
α100は動画には対応していません。逆にα58はビデオ機かと思わんばかりの動画機能です。これはミラーレスと電子化により最大限達成されています。
外観は同じようでも全く違うマシンと言えます。
SONY α58は画質が大幅向上
同じAPS-C素子であっても
- 画素数1000→約2040万画素にアップ
- ISO最高1600→16000に 高速シャッター、暗さに強くなった
- フォーカスレスポンスが超高速 動画にも威力発揮
このクラスではあまり意味の無い画素数競争はやらないのですが、それでも正味2000万画素クラスになると明らかに原寸大での解像度は上がっています。
Aマウントの魅力はレンズ豊富さと安さ、オールドレンズ楽しむ
今回α58使ってみて思ったのは、機能面では新しいテクノロジーが圧倒的に優れているということ。それはレンズも同じで本体と最適設計されたレンズ一体で性能を発揮します。
新しいEマウントのα6000を使った時、すごいテクノロジーを感じました。このカメラにわざわざ旧式のレンズを装着する意味がありません。
最後のフィルムカメラ、オリンパスOM-1で揃えたズイコーレンズ、ズームレンズ一式を今に甦らすべく、OM→Eマウントアダプターをかまして念願の瞬間。(ちなみにOM→Aアダプターは存在していません)
感想:α6000(シリーズ)はオールドレンズ楽しむマシンではなかったです。
Aマウントのα58は、ミノルタのオートフォーカス対応αマウントのレンズやSONYレンズでも安く購入できます。種類も多い、結構楽しむことができます。
手ブレ補正がカメラ本体側にあるのもメリットです。
さらに、ミノルタMDレンズなどのン十年前のオールドレンズを楽しむのに最適なのが、フィルム一眼に最も近いα100です。MD→Aコンバータは薄くてとてもいいです。
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