業務システム見直し、1/3費用で導入 請負人
販売・仕入・在庫パッケージのカスタマイズはどれがいいのか?
<パッケージか独自開発か>
カスタマイズ可能なパッケージを探そう
開発費用1/3で済む
将来的フォローの心配も少ない
まずはパッケージに合わす事を先に検討すべき
しかし特に入力→伝票系で、どうしてもパッケージでは対応できないことがある
パッケージ(会社)によってはカスタマイズが限定的
意外とカスタマイズ費用が高いことも多い
__同等な仕様を例示しても、安いところは7万円
_____________高いと 31.5万円
この差が生ずるのは
安いところ 3.5万円/日×2人日
高いところ 打合せ仕様作成 7万円
_____プログラム 5.5万円/日×3人日
_____テスト・納品、説明 8万円
*つまり人日単価の差と、工数水増し
営業利益(間に入っているとこ)を乗せている 差が生ずる
いろんな名目を列挙できるので注意が必要です
システムの入れ替え検討
<今の業者で継続するが、、>
ハードウェアやOS、データベースが旧式化したので刷新する必要がある。
例えば、Windows2000SERVER使い続けるとセキュリティ上の問題があるシステムバージョンアップした際DB(データベース)がWindows2000SERVERに対応していない 等
旧式化したシステムに対応できる技術者がいない
注意点
1.例えばWindows98でしか動かないソフトを使い続けるパソコン本体はWindows7やWindows10であり、バックグラウンドにバーチャルWindows98を走らせ、そこでソフトを動かしている。ネットには一切繋がっていないこういう場合はそのまま使い続けても大丈夫です。
2.他社競合がないと2倍位高い見積もりになるケースが多い
業務効率化のパーフォーマンスを上げながら費用を落とす
↓ ↓ ↓
やはり導入計画を作って相見積りを取ることです
<業者を変えることも含め検討>
今の業者の対応に納得が行かない
・システムの不備対応の依頼してもすぐお金の話をする
・有償なのは了承するが、ちょっとしたことに何十万、何百万円という見積りを出してくる
・開発時の担当者が辞めており、今後のフォローに不安
・マイナーな言語、DBや開発ツールで将来的に不安
どのケースでも注意すること
<業者選択が最重要ポイント> 後で頭を抱えないために
個人でやっているところ、営業体質のところは避ける
明らかに営業マンが打ち合わせに来るところは避ける
特に営業会社と開発が別のところは避ける
営業会社が別でシステム会社がさらに下請けに丸投げしている
ような場合(大手に多い) まずは失敗に終わる
⇒自社の会社規模に見合った規模の開発会社に直で依頼
【業者選定、検討の手順】
1) 5~6社の候補に概要書を渡し提案と概算見積を取る
2) 2社に絞りもう一段、詳細検討する
・実際に開発担当になるSEを出してもらう
・入替えの時はデータ移行やマスター移行方法、手順について詰める
・システム移行について社内作業、日程などシミュレーションする
・二次業務についても打ち合わせ見積り取る
・追加、変更などの例示して見積り取る
しっかりとした進行責任者(プロ)を置かないと失敗する
「だいたいいけそうなので○○に決めます」という話をよく聞くのですが
最終決定するまでに
- 何をどうカスタマイズするのか、具体的に・・・リスト化、費用見積もり、仕様書作成
- 出来上がって来たソフトの検収作業
- 検収マシン環境、人的作業計画
- 旧システムからのデータ移行の方法・手順(誰がどうするのか)
- 並行ラン、順次システム移行計画
- 最終業者決定の駆け引き、条件の文書化などの、詰めと、実作業がともないますこれを、例えば管理部長に押しつけても”素人”にはどうにもなりません
業者がちゃんとやってくれるだろう、といいかげんに進めると途中で頓挫します社内に、システムのプロがいない場合は、導入検討段階から、業者決定、その後の導入進行まで私のようなプロに相談しないとうまくいきません
言わばプロの現場監督(プロダクトマネージメント)を置いて、施主と工事業者の間で調整したり、作業指示をする必要があります
最悪の場合、実務担当者に一方的な過度な負担がかかり、それが原因で退社されたりすると計画そのものが空中分解するのみならず、従来システムの運用もままならなくなりますので、細心の注意で望んで下さい。
システム入れ替えなぜ、失敗ばかりなのか
はじめに
一章 小企業が大手システム会社に依頼するとなぜひどい目に遭うのか
二章 言った、聞いてないのトラブルはどう防ぐ
三章 この業界の問題は営業マンによって起こる/営業害悪論
四章 打合せ→仕様認証→検証→移行作業→検収 膨大時間かかる 短縮策?
五章 契約書に判押す前にやること その五、弁護士にチェックを依頼
六章 2000万円を超えるプロジェクトには弁護士を入れておく
システム新規導入検討、入替えについてのご相談はまず、メールでご連絡下さい